厳選ホテル

世界最大のホテルチェーン マリオットグループ

アメリカに本社を置くマリオット・インターナショナルは、世界各地でマリオットホテルやリッツ・カールトンなど様々なホテルブランドを展開している。今では、133の国と地域に30のブランド、 7,600軒以上の宿泊施設を擁する世界最大のホスピタリティ企業となっている。そんな世界最大のホテルグループはどんなブランドを持ち、日本ではどのように展開しているのかを紹介する。

マリオットは全部で30ブランド

マリオットが世界最大のホテルチェーンになったのは、2010年代に行ったACホテル、デルタホテル、ブルガリホテルズ&リゾーツなどの買収、そして2015年に行った、スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドを買収したことが大きな背景としてある。そのため、運営するホテルブランドも様々で現在では30ものブランドを展開している。


ブランドを「クラシック」と「ディスティンクティブ」に分類しており、「クラシック」は伝統的なホテルブランドとなり代表的なブランドに「リッツ・カールトン」や「シェラトン」「コートヤード」などがある。一方、「ディスティンクティブ」は特色のあるホテルブランドとされ、「エディション」や「ウェスティン」「アロフト」などが入る。またサービスのレベルも「ラグジュアリー」「プレミアム」「セレクト」に分類し、利用するゲストにブランドの違いがわかるよう区別されている。

【ラグジュアリー】最高級クラスのホテルブランド(Luxury)

クラシックラグジュアリー


ザ・リッツ・カールトン
第1号ホテルは1898年、フランスのパリに開業した「ホテル・リッツ」。1998年以降、マリオットのグループとなった。「ザ・リッツ・カールトンは、人生で最も有意義な旅をインスピレーションに満ちたものにします。」をビジョンに掲げ最高級のサービスを提供する。世界30か国にて90以上のホテルを所有しており、日本では1997年に大阪に初進出、現在では東京、京都、大阪、沖縄、日光、ニセコの6ヶ所で展開されている。今後は、福岡への進出が決まっている。

その他、クラシックラグジュアリーのブランドは、大阪のセントレジスや2020年に開業したJWマリオットなどがある。

 

ディスティンクティブラグジュアリー


エディション
「エディション」は、ホテルプロデューサーであるイアン・シュレーガーのパーソナルな体験と、マリオット・インターナショナルの国際的な規模やオペレーションの専門知識とのコラボレーションによって生まれた最先端のラグジュアリーライフスタイルホテル。近年流行りのライフスタイルホテルにラグジュアリーを掛け合わせた新しいコンセプトに注目が集まっている。日本には東京エディション虎ノ門が2020年に初上陸し、2021年銀座にオープン予定。現在、東京エディション虎ノ門を含めロンドンやニューヨークなど世界で11のホテルを展開している。また、今後ローマやドバイなど8つのホテルをオープン予定である。


Wホテル
ブランド名の由来は“Whatever / Whenever”(お望みの物を/お望みの時に)。ヤングエグゼクティブをターゲットにしたデザイン性の高いホテルブランド。1998年にニューヨークで誕生し、世界各地に55軒以上を展開している。日本では、2021年日本初上陸となる「W大阪」がオープンした。

その他、2023年に東京で開業予定の「ブルガリ ホテルズ & リゾーツ」、世界的に名高いホテルやリゾートを集めたコレクションブランド「ラグジュアリーコレクション」がディスティンクティブラグジュアリーに含まれる。

【プレミアム】 高級クラスホテルのブランド(Upper Upscale, Upscale)

クラシックプレミアム


マリオット
マリオットのメインブランド。1950年代に2つのモーテルから始まり、2つ目のモーテルのオープンに伴い、マリオットがブランド名となった。1967年、マリオットはアメリカのアリゾナ州に最初のリゾートホテル、キャメルバックインをオープン。また、1969 年にメキシコのアカプルコにオープンして、米国外に初めて拡大。その後、アメリカを中心に世界各地でシティホテルやリゾートホテルをオープンし、世界で600以上のホテル数を持つブランドとなった。日本では東京、名古屋、大阪などの主要都市をはじめ、沖縄や軽井沢などのリゾートに9つのマリオットホテルを展開している。


シェラトン
1937年、アメリカ合衆国マサチューセッツ州スプリングフィールドでストーンヘブン・ホテルと言う名のホテルが名称変更され「シェラトンホテル」第1号となった。1949年からカナダの2つのホテルチェーンを買収することでシェラトンブランドの国際展開が始まる。2016年にマリオット・インターナショナルが、スターウッド・ホテルズ・アンド・リゾーツ・ワールドワイドを買収し、シェラトンは、マリオットブランドの一つとなった。日本では2007年、シェラトン都ホテル東京、シェラトン都ホテル大阪がシェラトンブランドとしてリニューアルオープンした。東京ディズニーリゾートに隣接するシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルをはじめ、神戸や広島、沖縄などに9軒のホテルを開業している。2023年日本で10軒目となるシェラトンホテル「シェラトン鹿児島」をオープン予定。クラシックセレクトのホテルブランド「フォーポイント・バイ・シェラトン」は低価格の姉妹ブランドになる。

 

ディスティンティンクティブプレミアム


ウェスティン
世界で40以上の国と地域に約200軒のホテルやリゾートを展開するブランド。ホスピタリティにおけるウェルネスをテーマにしている。ウェルビーイングを構成する 6つの柱、Feel Well、Work Well、Move Well、Eat Well、Sleep Well、Play Well を通じ、ゲストの食や運動、眠りをサポートし仕事や遊びを最高のコンディションで楽しんでいただけるような空間づくりやサービスを行っている。日本では、ウェスティンルスツリゾート、ウェスティンホテル仙台、ウェスティンホテル東京、ウェスティン都ホテル京都、ウェスティンホテル大阪の5軒のホテルを展開している。2022年に横浜に開業予定である。


オートグラフコレクション
独自のデザインやおもてなしにより、たった一つしかない特別な滞在「Exactly like nothing else(唯一無二)」を体験できるホテルとして、マリオット・インターナショナルが厳選するラグジュアリーホテルのコレクション。30以上の国と地域において絶好のロケーションを誇る180軒以上の独立系ホテルが加盟。独自の造りと、デザインやおもてなしに対しての強いこだわりを考慮の上セレクトされ、日本では、「ザ・プリンス さくらタワー東京」が日本で初めて加盟し、その他「メズム東京」、京都にある「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」の3軒のホテルが加盟している。

【セレクト】 セレクトサービスによる中高級ホテルのブランド(Upscale, Upper Midscale)

クラシックセレクト

コートヤード・バイ・マリオット
中規模のホテルを中心とした中価格のビジネス旅行者向けに設計されたホテルで、ゲストにバランスのとれた環境と存分にリフレッシュできる環境を提供している。世界 50 以上の国と地域に 1,100 軒以上のホテルを展開しており、ビジネスにもプライベートにも情熱に満ちたライフスタイルを追い求めるゲストをサポートするブランドである。日本では、コートヤード・バイ・マリオット 新大阪ステーションやコートヤード・バイ・マリオット 東京ステーションなど5軒のホテルを展開。また、国内6軒⽬となる「コートヤード・バイ・マリオット名古屋」を 2022 年開業予定。


フォーポイント
「シェラトン」の姉妹ブランドで、世界各所の都心や空港近く、ビーチ沿いや都市近郊で200軒以上のホテルを展開する。「旅の新しい形」をコンセプトに、世界中の旅行者に本質のサービスと変わらないスタイル、快適さを提供しており、それぞれのホテルでは、おすすめ地ビールやBBQプログラム、現地のスポーツといったその土地の本質やフレンドリーなサービスとリラックスした滞在を楽しめるブランド。
日本では、「フォーポイント・バイ・シェラトン函館」と「フォーポイント・バイ・シェラトン名古屋 中部国際空港」を展開している。

 

ディスティンクティブセレクト

アロフトホテル
アートや音楽、テクノロジーなどの個性を打ち出したエッジの効いたホテルブランド。大胆かつ活気溢れるデザインや、人々の交流を促すオープンなスペース、最先端のテクノロジーを特徴とする。また、新進アーティストによるライブコンサートを館内で定期的に開催し、音楽を愛し、最先端のテクノロジーに敏感な次世代の旅行者に向けて、刺激的な体験を提供している。現在、世界25以上の国と地域で計175軒以上を展開しており、2020年に日本初の「アロフト」ブランドとなる「アロフト東京銀座」がオープンした。


モクシー・ホテル
モクシー・ホテルは、ミレニアル世代をターゲットとし、2014 年に誕生したデザイナーズ・ホテル。最新テクノロジーを導入し、楽しさと利便性を重視した共用空間を備え、快適に飲食、ビジネス、コミュニケーションができる環境を提供。手頃な価格で、滞在すること自体を楽しめる次世代の旅行者を対象とした遊び心溢れる体験型ホテルとなっている。北米、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域にて 60 軒以上のホテルを展開。国内では日本初のモクシーブランドとなった「モクシー東京錦糸町」をはじめ、「モクシー大阪本町」「モクシー大阪新梅田」3軒のモクシー・ホテルが展開されている。


ACホテル
ヨーロッパのスペインで誕生し2013年に北米に進出して以降、ヨーロッパやアメリカなど20以上の国や地域で155軒以上のホテルをもつブランド。若者を中心としたビジネスやレジャー旅行者をターゲットに、スタイリッシュなデザインが特長のアッパーミドルクラスのライフスタイルホテルブランド。日本では、2020年銀座に「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」がアジア初進出した。

さらにマリオットグループホテルの滞在を楽しむために


Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)
Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ) は、マリオット・インターナショナルの会員プログラムで132の国と地域において30のホテルブランドを展開するマリオットグループのホテルで利用できる。会員は、ホテルの利用でポイントを獲得ができるほか、直接予約で、無料の高速Wi-Fiや会員限定の特別料金が利用できるなどの特典がある。また、利用実績によって会員のランク分けがされており、より高いランクになるとさらなる特典が用意されている。チェックインおよびチェックアウトのコンタクトレス化、より簡単なモバイルキーの操作、チャット機能やモバイルリクエストでの各種サービス・アメニティのリクエストなど、便利で快適な滞在をすることができる。
会員登録は無料なのでこの機会に登録してみてはいかがだろうか。

マリオットホテルブランドの滞在を楽しもう

世界に30のホテルブランド、合わせて7,400軒以上のホテルを擁するホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」。個性派ぞろいのホテルブランドを持っており、どのホテルに滞在しても全く違う体験ができる。日本国内にも65軒以上のホテルがあるマリオットブランドで、あなたの気分に合わせてホテル選びを楽しんでみてはいかがでしょうか。