帝国ホテルは、2036年に完成予定の帝国ホテル 東京 新本館の外観デザインを発表した。
コンセプトは「東洋の宝石」とし、「宮殿」の構えと人類の進歩の証である「塔」を融合したフランス在住の建築家 田根剛氏のデザイン案を採用する。
ベージュを基調とした色彩が特徴で、石材を使った建物を予定している。日比谷公園に面したエントランス部分から階段状にせり上がる設計で、田根氏は「都市のグランドホテルとしてのたたずまいを残しながら、宮殿のような高級感ある建築を目指した」と話す。
建て替えにより、帝国ホテル東京 新本館と新タワー館に生まれ変わる予定で、今回公開されたデザインは2036年に開業予定の新本館となる。新本館の用途はグランドホテルで、2031年度からの建て替えを予定している。なお、新タワー館は2024年~30年度の建て替えとなり、オフィス、商業、サービスアパートメントなどの用途を予定している。
外資系の高級ホテルの開業が相次ぐなか、老朽化していた施設の建て替えで日系ホテルとしてブランド力の向上を目指す。
ニュースリリース:2036年に完成予定の帝国ホテル 東京 新本館 デザインアーキテクトとしてATTA・田根 剛氏の起用を決定 (2021年10月27日)
帝国ホテル 東京は、1890年に海外からの賓客を迎える「日本の迎賓館」として東京・日比谷に開業した。官公庁やビジネスの中心地、丸の内、日本随一のショッピングエリアである銀座に隣接し、さらに美しい緑に囲まれる日比谷公園や皇居外苑といった都会のオアシスにもほど近い。宿泊だけでなく、誕生日や結婚記念日、ビジネス商談、家族の食事会など様々なシーンで利用されている。
住所 | 東京都千代田区内幸町1-1-1 |
最寄り駅 | 東京メトロ千代田線「日比谷駅」徒歩2分 東京メトロ日比谷線「日比谷駅」徒歩3分 JR「新橋駅」徒歩8分 |
電話番号 | 03-3504-1111 |
公式サイト | https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/ |